Thunderbolt 3
Thunderbolt 3は、最大転送速度40Gbpsという高速データ転送規格です。
旧規格のThunderbolt 1/2は、Mini DisplayPort端子を使いました
USBと同じ端子/ケーブルを使うものの、流れるデータはThunderbolt 3です。
いわばThunderbolt 3がUSB用ハードウェア規格を乗っ取った形
それが実現できるのはType-Cに「オルタネートモード(Alternate Mode)」というオプションが用意されているからです。オルタネートモードでは、本来はUSB用のデータ信号線を別規格で動作させることができるため、Thunderbolt 3用の端子/ケーブルとして利用できるのです。
ケーブルには専用チップが載っている必要がある
ただし、オルタネートモードで利用できるケーブルは、コネクタ内部に認識用チップ(E-Marker)が搭載されていなければなりません。
「Thunderbolt 3対応」が明記されたType-Cケーブルには、必ずこのチップが搭載されていますから、ケーブル選びにも注意しましょう。
Thunderbolt 3ポートは以下の3種類のデータ転送を行うことができます。
「Thunderbolt 3ポートはもれなくUSB 3.1 Gen 2に対応している」
USB Type-Cとはコネクターの形状のことです。そのため、見た目は同じでも中身はUSB 2.0だったりUSB 3.1 Gen 1だったりUSB 3.1 Gen 2だったりします。
Thunderbolt 3 (Alt Mode)